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ウェイ・ダウンのKotaのレビュー・感想・評価

ウェイ・ダウン(2021年製作の映画)
3.5
“問題が何か分かる事が肝心だ。”

2010年、天才学生のトム(フレディ・ハイモア)が数多のジョブオファーから選んだのは、トレジャーハンター集団からの仕事。それはワールドカップに湧くマドリードで、誰も破れないと言われている銀行の金庫から宝を盗む世紀の大強盗だった…。

スタイリッシュクライムスリラーの新たな傑作が誕生。監督はまさかの“レック”のジャウマ・バラゲロ。2010年南アフリカワールドカップの決勝戦スペイン対オランダの裏で行われたという設定が面白く、実際の試合の展開(延長戦でイニエスタが得点したなど)が計画に影響を与えていくのが凄い。

ハリウッドのオーシャンズシリーズやガイ・リッチー映画と雰囲気が似ているけど、これは実際に頭を使って実現可能そうな計画を遂行していくところが(フレディ・ハイモアの絶妙な一般人顔含め)リアルで良かった。最後のどんでん返しまで含めて満足度高め。サクッとどうぞ。
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