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モンタナの目撃者のFsukeのレビュー・感想・評価

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)
4.0
テイラー・シェリダンのこれまでの映画と同じようにプロフェッショナルな人物が描かれてるが、今作は主要人物がみんな自分の役割を全うしようとしてる。
それを証明するように上映時間も100分と無駄を削ぎ落としたよう。

敵の殺し屋2人組も手の足りない中で仕事をやり遂げようとしてるし、警官の夫婦と命を狙われる父親も正しさを貫こうとしてる。
子供ですら父親に託された物の為に戦ってる。
特に警官のジョン・バーンサルとメディナ・センゴアの夫婦は、主役のアンジェリーナ・ジョリー以上の魅力があった。
一番印象に残ってるシーンは、妊婦の銃撃戦と灰まみれの2人のショット。
それと文句言ってる殺し屋2人。
背負った事を成し遂げる人達の映画だった。

テイラー・シェリダンは立て続けでジョン・バーンサルを良い役に起用するんだから、主役でも撮って欲しい。
パニッシャーも終わっちゃってるし。
脇役だからこその良さもあるけど、主役級の俳優だと思うよ。
監督脚本シェリダン、主演バーンサルは絶対良い映画になる。
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