なんかけっこうおもしろかった気が。長編デビュー作の割には落ち着いてるというか。シナリオメインで、自己主張がなく、淡々としている。今後の変態的安定を事後から考えれば納得できるものかもしれない。主人公の…
>>続きを読む序盤は随分とまあ退屈だったが、無一文になったピエールが街をふらつきながら、カネの話をするOLや幸せいっぱいの若人を見てうわあ人生クソだなあ!全員死ね!みたいな顔をしながら遂に「社会が悪い。猥雑」と言…
>>続きを読む酔っ払ったにせよ夜空に銃をぶっ放したりしてはイケマセンね、星を怒らせた報いでしょう。
友人に金をせびるでなく
自分で働いてなんとかして欲しい。
どん底からの絶頂は彼になにをもたらすのか
終盤、拾っ…
いやーこれは素晴らしすぎる。
スタイルの固定化はもちろんされてないロメール長編第一作、そうであってもオチのつけかたなんかにはしっかりと作家の刻印。果報は寝て待てならぬ果報は街をうろついて待て、ってな…
某映画評論家がヌーヴェルヴァーグとはパリの光ではなく闇(だったか夜?)を描いた映画なのだみたいなことを書いていたはずなのだが、まさにそんな感じの映画。
後年のロメール映画で愉快な場所として出てくる…
景色は目には映っていても認識できていないもの。身を落とすことでパリは汚い街へと変わる。貧困に喘ぐ石の街並みを彷徨うという比較行動。芸術に未練を残し奏でてみたバイオリンがいい。奇妙なメロディが耳にも残…
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