Fan's Voice 独占最速オンライシ試写会にて鑑賞。
3つの短編から成るオムニバス作品で、濱口竜介監督の初の短編集。
もう、びっくりするほど面白い。大傑作だと思います。
ここに来て、まさかの個人的に今年ぶっちぎりで上位。
各話とも共通して偶然が入口で展開されてゆくけれど、どれも印象は全く違う。
思いがけぬ偶然が大きく人生を変えてしまうこともあれば、想像を超えた人生観を生み出すこともある。
偶然がもたらす悲喜劇と濃密な人間関係から紡がれる会話の妙に日常の想いを馳せる、思いがけない展開へと着地している。言葉で見せる良質な物語だった。
そして、同時に改めて人間とは難しい生き物で、改めて興味深いと感じた。
第一話 魔法
第二話 扉は開けたままで
第三話 もう一度