東京フィルメックス2021にて。
大大傑作だった。濱口竜介作品で1、2を争うほど好き。(一番好きな『ハッピーアワー』に匹敵。)フィルメックスの会場でいち早く観れて、Q&Aも聞けて幸せだった。てか泣…
「ホン・サンス!」と心の中で叫んでばかりいた。全く意識していないと思うが。
後述(イザベル・ユペールとの対談でホン・サンスについての質問が交わされている!めちゃくちゃ意識していたらしい!)
とに…
映画『偶然と想像』
賛否分かれる作り。正直これは苦手。舞台的というか朗読劇のような演出。当然意図してるにだろうけど、2話目なんかは棒読みの会話。カメラ割りも舞台中継的な感じのところがある。役者の力…
全編通して人生においてありそうでなさそうな絶妙な距離感の偶然と想像に仕上がってることが素晴らしい。
一話目
マジで東京だと同じケース100件ぐらいありそうだな。
誰かの人生をお膳立てするために自分…
ああ幸せ。
会話の愉快さとふと現れる隙(すき)のスリル。膨大な「言葉」が我々の体に入り込み「偶然」を描く三つの悲喜劇の中に、性と官能が立ちのぼる瞬間を目撃する至福の時。ハッとするカメラの動きにも感…
映画賞を席巻しているドライブ・マイ・カー、その濱口監督の最新作。
前作の匂いを感じさせる作品や全く違うテイストの作品もありで、「偶然」を共通項に全く色の異なる物語が集まっていた。
DIVOC12…
私たちは、
誰かとの出会いを待ちわびて
時に待ちわびられる側になったりして
心の穴を埋めたり、
埋められたり、
埋めてもらった気になったり、
出会いも偶然ならば
起きた事象も偶然で、
偶然を…
濱口監督の作品に共通していることは、
人間の本音(≒本当の姿)に触れようとしていることだと思う。
普段、私たちは本音を隠している。
というか、自分の本音に気づけていない。
濱口監督の作品では、
…
東京フィルメックスで観賞。120分と最近の映画としてはちょっと長めに見えるが、短編3つなので個々の作品は40分程度。どの話も軽く、ほろ苦く、心地よい。物語の開始から難しいことなく話に入り込めて、発生…
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