監督初の短編作品で作風とすごく相性がよく感じられ、独特の言い回しや余韻が鮮やかに際立っていたと思う。もっと見たい。至る場面で濱口節が炸裂し、お話のスケールは決して大きくないものの場面場面の瞬間最大風…
>>続きを読む短編集というスタイルのせいか、これまでの濱口監督作品の中ではいちばん肩の力を抜いて観ることができたし、今まで見たことのないズーム使いも相まって想像以上に笑えた。
1話目:古川琴音ちゃんの繰り出す「…
身体じゃなくて、言葉でもセックスできるんだということを目の当たりにした。それが私にとって、とても救いだった。愛のあるソレが、ひょっとしたら、どこかに、存在するのかもしれないと希望をもてた。
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3編からなるオムニバス。
各々のリズムで交わされる会話が心地よいわ、
私の陳腐な想像を軽々超える展開が面白いわですごく好きだった。
特に占部房子さん&河井青葉さんの『もう一度』は素晴らしかったな。
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このレビューはネタバレを含みます
3話構成の短編集。1話目、2話目は今ひとつ。3話目の「もう一度」には心打たれた。
高校のクラスメートに再会できたと勘違いした女性二人は、お互いが失った大切な人を演じ合うことで、親友を超えた絆が生まれ…
【偶然は毒にも薬にもなり得る】【東京フィルメックス】
思いも寄らない出来事が起きた女性3人を映した短編集。
いよいよ東京フィルメックス&東京国際映画祭が開催しました!今年は一昨年/去年と比べてたく…
このレビューはネタバレを含みます
濱口竜介の実験と遊びが至るところに散りばめられたオムニバス。従来の会話劇のように想像させて予感させる作りはこれまで通りだが、今までにない要素として短編ゆえのラフな温もりと程よい脱力感が伝わってくる。…
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