偶然と想像の作品情報・感想・評価

三つの短編が、「わからない」という物事のもつ不確実性の下、一つの帯に結ばれていた。

鑑賞すると、レビューに「演劇のよう」という感想が多いのも頷けるくらい「会話」が心地いい。
登場人物の中でやりとり…

• #uemt_22

（別媒体から感想を転記）

2022/12/24
彼の書く脚本が好き。文体が、言葉の配置が好き。時に散文的な台詞にも不必要なニュアンスを与えない演技指導の一貫した法則性も好き。自分の母語が日本語でよ…

短編の三部作構成となっていて、どれも展開が面白かった。

中でも一部目の古川琴音出演の作品　『魔法』は、タクシー乗車の中友人の恋愛話しを聞いてそれで終わりかと思いきや、そこからの展開が非常に面白かっ…

こいつ, 人妻不倫モノが好きすぎる





俺も



「何もそんな大袈裟なことじゃないの.
でもわからなくなる...何でここにいるのか...
何にでもなれたはずだったのに,
気が…

今まで見た濱口監督の作品では一番好き！！
短編の3話とも、どれもめちゃくちゃ面白くて感動した。
どの話も会話が中心だけど、その会話が面白い。永遠と聞ける。
偶然の要素も奇抜でリアリティがあり、素晴ら…

濱口竜介の作品はどこかシチュエーションコントっぽいとずっと思ってたけど、本作はまさにそれだった。

異なる3本の短編によるオムニバスだけど、何とも軽やかで味わい深く、ずっと面白い。初めて濱口作品を観…

めちゃくちゃ面白かった。偶然が奇跡的に人や物事の核に迫っていく。特に『扉は開けたままで』で、ハニートラップをかけてるんじゃなくて心のままに聴いてる事が分かった瞬間が凄かった。
『魔法(よりもっと確か…