対峙のかたまるのレビュー・感想・評価

銃乱射事件の被害者家族と加害者家族の対話を描いた作品。正解がなく、どちらの立場も痛ましいので観ていてつらい。

ほとんどが一室の中の会話だけで完結しているのに飽きるどころか、この対話はどこに行き着くのかと目が離せない。

観ていて苦しいけれど、加害者家族と被害者家族両方の立場に立って、子を持つことの責任についてや喪失感や怒りとの向き合い方など色々なことを考えるきっかけになったので観てよかった。