このレビューはネタバレを含みます
メモ
・本音を出し切り、その後に生まれる、赦しと再生の会話劇。心を動かす作品でした。良い意味で、もの凄く疲れた。
・序盤の緊張感と均衡が破れた後の心のぶつかり合い。4人の役者陣の凄さに痺れました。
…
2023年劇場14作品目。
ほぼワンシチュエーションの
対話のみで展開される
緊張感と没入感は凄まじいです。
加害者側と被害者側。
その対峙構造は否応なしに
お互いの感情が高ぶり、
吐露され終始息が…
このレビューはネタバレを含みます
犯人と被害者の親達の会話だが、聞きながらそれぞれの家庭環境や事件の様子を想像させる。そして、話の間は音楽も景色の変化も無し。話し合いの会場も邪魔が入らないように準備していたが、観ている私も集中して会…
>>続きを読む高校で起きた銃乱射事件によりお互いに息子を失った被害者と加害者の夫婦の対話。
日本ではまず馴染みがない「修復的司法」と言う物が題材になる1本。殺人事件の被害者と加害者が直接対話をするなんて日本ではあ…
銃乱射事件被害者遺族と加害者遺族の対峙ではなく、それぞれが映画体感者それぞれが対峙したもの。
人の親でもない信仰身近でもない我なりに。
聞きたくない話したくない知りたくない感じたくないけど聴き口に出…
子供を失った被害者/加害者遺族同士の対話
冒頭からひりついた空気が漂い、当たり障りない会話から核心に触れた瞬間、爆発する各人各様の感情に心打たれる
密室劇としても上質で日本では馴染みのない「修復的司…
銃乱射事件の被害者と加害者の遺族が対峙するほぼワンシチュエーションのディスカッションドラマです。
観ている間、ずっとしんどく、発する言葉の一つ一つが神経研ぎ澄まされる程の緊張感があります。
本作も答…
銃乱射事件で共に息子を亡くした被害者・加害者家族。命を奪われた側と奪った側が対峙し、ほぼ全編密室での4人の会話のみでお話が進みます。
とにかく凄いものを観た...
そもそも被害者側と加害者側が会…
銃社会がもたらす悲劇は何故終わらないのか…
被害者家族と加害者家族が互いに顔を合わせて直接お互いの心情を吐露するシーンは、悲痛で苦しく切ない。
何故、この話し合いが必要なのか、赦しを与えるのではな…
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