明日はお仕事なのでお家に帰ってもう一本。
こういった難局を死にゲーと解釈して何回でもやり直すタイプの作品はリゼロ、ひぐらしやオール・ユー・ニード・イズ・キルなんかがそれ。ということで既にこの国では散々擦りに擦られたクラシックなジャンルと化しているがそんな作品と渡り合うためにはなにが必要なのか。
今作では前述の作品群では重いテーマを内包していた死にゲー要素をポップコーンムービーに落とし込んだ。だから主人公がグロ目に死んでもまるでグラセフのプレイヤーが死んだのと同じような感覚で見れる。また話がサクサク進むようにしているのが気軽に見れる良いポイント。もう辞めたい…と彼が呟いても15秒でしょうがないから続きやるかと有野課長の如くコントローラーをまた握りしめる。期待しなければしないほど本作の持つジャンキーの味わいがちょうど良く楽しめるのだ。
レトロゲームを傍で見ている、というよりこれはゲームのRTAをニコニコで視聴している感覚に近く、重厚感とは無縁。チープだがこのくらい軽い方がなにより見易い。昨日観た「ライダーズ・オブ・ジャスティス」のようなどんより暗い作品の後に見るならこの作品がピッタリだ。（メル・ギブソンとかナオミ・ワッツとか結構メジャードコロ結構出演されていて驚きました。）
