原題は「プティママン」
絶対こっちの題名のほうが良かった。
「秘密の森の、その向こう」
ってなんだかジブリっぽいじゃん。
これはそんな話しじゃない。
あらすじ…
8歳の少女ネリーは祖母を亡くし、祖母の家を片づけに家族でやってくる…
ネリーは祖母を亡くす。
母親は祖母を亡くした喪失感に襲われる。
ここの描写はされない。
ネリーは子供なりに母親が傷ついているのを理解し、ジュースとお菓子を食べさせてあげる。優しい子。
子供の頃のママと仲良くなり、ママの気持ちを解ろうとする。
子供の頃のママとの話しはファンタジーに見えるが、あれはネリーの妄想でもあったのかも知れない。
子供の頃、辛い事があると私は空想の世界に浸っていた事がある。（ヤバい奴）
ママから聞いた元気だった頃のおばあちゃんの話しの断片…
ママが小さな頃に手術をして大変だった話しの断片…
子供は大人の全部はわからない。
喪失感を抱えるママに子供なりの優しい気持ちを丁寧に表し、子供の人格を尊重した傑作だと思いました。
