おばあちゃんはかつて母であり、母はかつて娘であった、という命のサイクルに思いを馳せたくなる映画。
長回しが多く、カットが少ない。その淡白な撮り方が少女のあどけなさ、飾らなさとシンクロしているよう…
美しい映画、短めだけど全然無駄がない映像
私が悲しいのは私のせい
母になっても、悲しみは母だけのものだ
不安になってもそれはあなたのせいじゃないよ
最後お母さんの名前を呼んで抱き合うシーンで胸がい…
「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ監督・脚本の作品。中年男の私が言うのも何ですが、すごくチャーミングな作品でした。
森を舞台にした、イソップ童話にでも出てきそうな寓話的、幻想的なストーリー。そし…
Petit Maman / Little Mom
邦題つけるのって難しいよねぇ、私はこの邦題嫌いじゃない。リトルマムだとなんかワンピース感出ちゃうし、小さなお母さん、若いママもニュアンス違う気がする…
このレビューはネタバレを含みます
[Story]
大好きな祖母が亡くなり、遺品整理のため両親とともに森の中に佇む祖母が暮らしていた一軒家へと訪れた8歳の少女・ネリーが、何を目にしても思い出を巡らせ胸を絞めつけられていた母が家から出て…
少女2人が小さい手で小屋をつくったり、クレープを焼いたり、ボートを漕いだり、2人で何かをしている姿がすごく愛おしい。
「秘密とは隠すことでなく、言う相手がいないこと」そうなのかもしれないと思った。…
© 2021 Lilies Films / France 3 Cinéma