リラリオ

ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう/見上げた空に何が見える?のリラリオのレビュー・感想・評価

4.0
ジョージアの西部にある古都クタイシ。ある朝、1組の男女に愛が生まれる。

通勤中のリザとギオルギは、小学校の校門前ですれ違う。
リザは水色の表紙の本を落とし、ギオルギはそれを拾う。たった数秒、言葉を交わした2人はその夜、道で再会する。
「また会うなんて…」
「驚いた…次も会う約束をしよう!」
「これも何かの縁ね…」
「明日8時に白い橋の脇のカフェで!」
運命的な出会いを果たした2人は会う約束をする。

そんな超絶ハッピー♡な2人のやり取りを見ていたのは「邪悪な目」
「邪悪な目」は、2人に世にも恐ろしい呪いをかける。
翌朝、2人が目を覚ますと…
なんと邪悪な呪いによって、外見が変わり、最も大切な知識と才能も失い、全くの別人になっていた…。

薬の知識を失った薬剤師のリザ→大学で習ったこと、全て吹っ飛ぶ→勉強するが…「全然理解できねぇ…」→サッカーの才能を失ったサッカー選手のギオルギ→ボールを蹴るが…全然飛ばねぇ→部屋でリフティング→グラス、ガシャーン!!
それでも2人は約束したカフェへ。
待ち人も別人になっているとは知らずに、現れない相手を待ち続けるのだった…。

薬局で働けなくなったリザは新しい仕事を探す→転職先はギオルギと約束をしたカフェをチョイス→「きっと病気で…治ったら必ずここに来るはず…」リザはカフェで働き、ギオルギが来るのを待つことにする。
一方、ギオルギはカフェのオーナーにスカウトされ、白い橋の上でよーわからん商売(5リラで1回チャレンジ!2分間鉄棒にぶら下がれたら賞金100リラ!の店番&タイムキーパー)を任される→「…彼女に見られたら…ちと恥ずいな…」→ぶら下がり2分チャレンジは無理ゲー→撃沈するアホなチャレンジャーたち。
リザとギオルギ、毎日相手を見かけるが、気づくことができず…2人はお互いを待ち続ける。

メッシの大ファン・ギオルギが、楽しみにしていたワールドカップが始まる→メッシのユニフォームを部屋に飾り、テンション⤴→ウキウキだったが、鉄棒チャレンジ成功者(少女)現る→「オ...マイガー...」テンションガタ落ち→白い橋のカフェではワールドカップ観戦用のドでかスクリーンが設置される→が、映り悪っ→「どうしよ…」→だが、人々の関心は地元クタイシのチームの試合…カフェには人集まらず。

ワールドカップはいよいよ準々決勝→鉄棒商売、警察に注意され、カフェ前の公園に移動→夜になり、急用ができたオーナーはカフェの仕事をギオルギに頼む→「客来たらプロジェクターつけ、いなくなったら消せよ!ヨロ!」→オーナーは出かけ、店内にはリザとギオルギ2人だけ→「…鉄棒の人だよね?」→「そだょ…」→別人になり、初めて交わす会話→そしてリザの手作りハチャプリを食す。

2人の様子を公園から見ていた映画制作スタッフのアナ→「よし!最後の…50組目のカップルになりそう!」→アナが担当する仕事は、50組のカップルを見つけること→2人に声をかけ、映画の説明をする→制作中の映画「野良犬をなでる風」のラストシーンに登場する6組のカップルをチョイスするために50組のカップルの写真の撮影している。50組目のカップルとして…写真撮らせてくれぃ!とのこと→「えっ…うちら付き合ってねぇし…」もちろん断る2人→が、あと1組撮影すれば任務完了、早く家に帰りてぇアナは「つぅか絶対選ばれねぇから!だから1枚だけ撮らせて!」→2人は拒否るが…結局写真を撮ることになってしまう。
こうして誰かはわからぬままだが、やっと出会えた2人…
そしてその夜、メッシ率いるアルゼンチンは、5-1で勝利する。

果たして2人はお互いを見つけられるのか…かけられた呪いは??
びっくり仰天の映画上映会…

すれ違いラブストーリー 。
てか邪悪な目ってなんぞや 笑
最後までわからんかった…
映像や構成などめちゃ「アメリ」ぽく、非常にオシャンティーな映画でした。
面白かったが、ただ150分はちょっと長ぇよ…
リラリオ

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