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アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイドの666のレビュー・感想・評価

4.0
もっとカジュアルな感じの映画と思ったら、AIと恋愛する未来を信じて生きている私にとって結構しっかり考えてしまうやつでした…。
AI恋愛夢見る私も実際あそこまでいったらアルマ同様悩むのか、、、いや喜んで受け入れるな…多分。
アルマの言う通り、AIで理想だけの対話に慣れたら他を受け入れられなくなる、って確かにそう、だけど人間でなくても1人寄り添って貰える味方がいれば、厳しい人間界でもバリバリ頑張れそうな気もするのよね。

しかし映画はアルマ目線ではまり込む、コイツとは無理でしょ…からの愛しのトムになるまでの進み方、徐々に近く気持ち、葛藤、これが多分普通の人間。
「目を開けたらトーマスがいなかった」あの終わり方にしたのが、また考えさせられる。
セドゥとユアンの『Zoe 』よりかなり現実寄り、良い映画。



とりあえず私が生きているうちにあそこまでは行かないよな、、と残念な気持ちになる。しかしおばあちゃんくらいの時にその時代がくるかもしれないから買えるお金貯めておかなくては。だけど庶民には買えないか…。まずは介護用から一般販売かな。妄想の翼が広がる。
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