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アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイドのcrnのレビュー・感想・評価

3.5
自分のためにアルゴリズムを最適化していく存在は、本質的に他者ではない。それを認識してもなお、自分と寄り添いコミニュケーションをとってくれる存在を求めてしまう人間の性質がよく描かれていた。アルマのレポート通り、人々の嗜好に委ねたら未来の選択は見え切っているように思え、現実味のあるテーマに考えさせられる。

アンドロイドの演技も揺れ動く人間の心の表現も上手だった。エンディングの余韻も良い。
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