可愛いタイトルと可愛いポスターだけど、考えさせられる映画だった。ドイツ中の女性の好みをインプットされ、アルゴリズムを搭載され、どんどん自分好みになってゆくことをプログラミングされているA Iと一緒にいたらどうなるんだろうか？ たしかにストレスは無くなっていくけれど、それはもはや「他人」とはいえない、「自分の延長でしかない何か」なんじゃないだろうか？ 人と付き合うとき、自分が成長するには、意外性や思い通りにならなさがけっこう大事なんじゃないか？ そしてアンドロイドの孤独、アイデンティティという切り口で観ると『ブレードランナー』的でもある。って思った。
最初の出会いの時の、ルンバからのバグのところ、もう一回見たい 笑
良作。
