いやーこれも良い。
完全にホン・サンス沼にハマってる俺。
物語の切り取り方と余白の残し方がたまらない。
生き方について迷いと不安を感じつつ、現実から逃げる青年ヨンホ。
鍼灸院を営む父との関係。
…
【3人の韓国の若者たちは、悩み生き続けている。】
○まだ何者にもなれない自分
●そして、恋人のために来た自分
◇息子の進路が心配な母をもつ自分
◆どんな自分の中にも抱きしめることで引き合わせがある…
自意識過剰だと一蹴される孤独-人には話せない悩みが言葉を失って彷徨う。そしてただひたすら孤独になる予感を肥大化させていく。
言葉を持てない彼は抱擁、身体を介して人と繋がっている事を再認識しぼんやりと…
いかにもホン・サンスといった空気が感じられる映像世界。何が起こるでもなく、取り立てて言うべきほどの感情や意見が述べられているでもない。何を読み取ればいいのか、感じればいいのかもよく分からない。独自の…
>>続きを読む『あなたの顔の前に』と同様、シン・ソッコ(息子)とチョ・ユニ(母)はここでも親子。でも設定は違う。
映画の中では語られないが、漢方医の父は看護師と浮気して、母と離婚。ベテラン俳優のキ・ジュポンとは父…
韓国とベルリンを舞台に、ひとりの青年を巡る3つの再会を描く。多くの人にもきっと当てはまる、自分が何者でもない、つかの間に訪れる、ままならなさを捉えた作品。その心情を現すのにモノクロームは最適で、美し…
>>続きを読む相変わらずホン・サンス作品はよくしゃべる。
どうせよくしゃべって言い訳がましくてっていう展開でしょって思って見ると本当にそうだ。サザエさん的マンネリ。
エンドロールを見たら2月中旬から3月中旬の撮影…
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