白い牛のバラッドのかふちゃんのレビュー・感想・評価

夫を冤罪による死刑で失った妻のその後。罪と贖罪の物語。イランの映画だけど、日本人には独特の文化と価値観に驚かされる。

冤罪もまた神の意思だという考えはとくにびっくり。でも誰もがそれで割りきれるはずもなく。

さらには未亡人だから賃貸契約できないというシーンもあり、イランの女性の生きづらさも実感する。

許したか許さなかったのかをこちらに任せるラストはインパクト大。