高い壁に囲まれた一匹の白い牛
オープニングから引き込まれる。
夫が殺人の罪で死刑になり、
耳の聞こえない娘ビタを
ひとりで育てていたミナ。
1年後、夫は実は無実だったことがわかる。
ミナは夫に死刑判決を下した判事に
謝罪を求めようとするが
会うことができずいた。
そんな時、夫の旧友だというレザが
訪ねてきていろいろ支援してくれるが、、
イランの死刑制度の事だけではなく
母親だけの片親家庭が直面する
差別的な感じの作品でした。
男性を家に入れただけで
部屋を追い出されたり
未亡人で子供がいるということで
部屋を借りることもできないなど
生きづらさを描いた作品。
この作品のテーマは『許し』なのかな?
そう感じました。
そしてラストは、、
観た人に委ねる系でした。