世界恐慌と政治的不安に包まれる1931年のベルリンを舞台に、小説家を目指す青年ファビアンの生き様を、女優志望の女性との恋愛や友人の破滅とともに描き出す、ドミニク・グラフ監督のドラマ映画。1931年に…
>>続きを読むエーリヒ・ケストナー著小説の映画化。
第一次世界大戦の敗戦から退廃の喧騒に大恐慌が吹き荒れるベルリンで夢を追う若者達の恋と友情を描く。
4:3スタンダードサイズに当時の白黒映像と荒い画質映像を短…
差し込まれる刺激的な映像と共に流れていきあっという間の3時間だった。トムシリングが大好きなので見て良かった。
映画の舞台は1931年なのだが、不思議なことに現代にも見えた。
退廃と混沌の街、世紀末の…
1931年ベルリン。ヤーコプ・ファビアンは32才、タバコ会社のコピーライターで作家志望。夜はいつも出歩いている。親友ラブーデの論文提出に付き合った後、ラブーデは遠距離の婚約者に逃げられたとファビアン…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ナチスが台頭する前のベルリンはこのような空気感だったのか、と思わせる。ほとんどロケのようだが、ベルリンの街並みや風景は当時のままなのか、とも。主人公は仕事を失い、恋人も親友も失い、ベルリンに別れを告…
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