龍馬

死ぬほど愛してるの龍馬のレビュー・感想・評価

死ぬほど愛してる(2013年製作の映画)
3.6
平均点数低いけど、
こういうインディーズ映画は意外と好き。

でも、タイトルとジャケで損してるなぁ。
恋愛ものでなく、エロチックサスペンスです。

法学部の学生がアパートを借りるんだけど、そのアパートが前の借主が出ていったきり掃除もされないまま放置状態。

隣からは変なうめき声が聞こえてくるし、謎の通路もあって、窓から向かいの部屋の様子が丸見え。

机に残された謎の電話番号、部屋に置かれた聴診器!
さらに怪しげな日記帳。

金髪の大家さんは、乳首が見えるワイシャツ1枚で誘惑してくる。
登場人物も不気味で怪しい人ばかり。

どういう展開になるの?
結構、期待させられる。

この監督、ヒッチコックが好きなんでしょうね。
「裏窓」や「サイコ」の有名なシーンを撮ってみたかったんでしょう。
わかるわ。その気持ち。

最後のオチも笑える。
なるほど、これが、したかったのね。

ボクだったら、こうしていたけどね。
いろいろと、ツッコミ合えるのがインディーズのいいところ。

脚本と監督は同じで初監督。
主演の二人も初出演。

初モノずくしのドイツTV映画ですが、結構頑張ってるんじゃないの。
ちゃんと、サービスカットもあるし低予算でここまで、見せてくれれば満足です。

飽きのこない90分。
次、作品が出たら見てみたくなる監督でした。
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