クリーム

Room for Rent(原題)のクリームのレビュー・感想・評価

Room for Rent(原題)(2019年製作の映画)
3.3
恐怖の変態バアサンの気持ち悪~いホラー。怖いよりもひたすらキモい。認知症設定じゃなくて、妄想ストーカー。インシディアスのリン·シェイが熱演していて、彼女の快演を楽しむ作品。ホラーとしては、私はそんなにだった。

年老いたジョイスは夫を失い、残ったのは、多額の借金のみ。預金もゼロ。彼女は自宅の一室を貸す事にした。 ある日図書館で好みの若い男性ボブに部屋を貸す事にした。その日から、彼女の行動が変わって行くのだった。



ネタバレ↓



突っ込みどころしかありません。
ボブの世話を焼き、ジョイスの妄想の世界は広がって行く。すっかり恋人気分で尽くし、露出の多い服に濃いメイクで、気持ち悪く迫ります。彼の歯ブラシでゴシゴシハァハァ、スプーンもナメナメ。洗濯物クンクン。ゴミも漁るし、荷物もチェック。
そんな中、最初の宿泊客で仲良くなったサラが遊びに来ます。離婚したてで美人の彼女とボブは、やっちゃっいます。それを見ていたジョイスは、サラに敵意剥き出し。サラは、隣人のグラディスにジョイスが夫からDVを受け赤ちゃんを堕胎した過去を聞かされます。ジョイスは、余計な事を言ったグラディスを窒息死させ、サラは、出て行きました。
ボブは麻薬の売人だとバレると出て行こうとしますが、何とか説き伏せ酒に薬を混入し、眠らせハァハァ、触りまくります。もういいよ、やめてくれ。
翌日、サラからボブ宛ての手紙が届き、ジョイスの狂気と妊娠した事が書かれていた。 彼に問い詰められたジョイスは激怒しフライパンでボブを殴り殺した。裏庭にボブの死体を埋め、彼の金でオーストラリアへの旅に出る事にしました。
サラに連絡し、謝罪し、自分の留守中、家を使って欲しいと呼び寄せ終わります。

内容は、別に怖くも面白くもありません。リン·シェイの狂気の演技を堪能する作品でした。あんな変態ばあさんに狙われた男性は、恐怖ですね。どっちかっていうとコメディにも思えました。
一番怖かったのは、若者達が数名、ジョイスをからかい暴力的に脅すシーン。確かにキモいばあさんだけど、年寄りにアレは無い!嫌悪感だった。
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