誰かの青春の一部を見ていた、そんな作品だった。
一目惚れをした彼女の中盤でのどんでん返しには「えっ、、、」ってなってしまった。
これこそあざとい女というのだろうか。
学生の頃の何をしても楽しくて何にでもなれた気持ちは誰にでもあると思う。就職が決まってからの彼女との時間は彼にとってかけがいのないものだったと思う。
大好きだったからこそ世間体よりも自分の気持ちを優先した彼の気持ちも分かるし、どうしようもなくて引きこもったり次に進めない気持ちも分かる。
それでもやっぱり時間が解決してくれるものなんだなと最後は思った。大好きだった人を忘れられなくてもなんとか自分の人生をきちんと進んでいく強さを忘れてはいけないと感じた。