このレビューはネタバレを含みます
『ある夜、彼女は明け方を想う。』と合わせて鑑賞。
マジで北村匠海さんの友達が最高のダチすぎる。
あの友だちがいなかったら間違いなくぶっ壊れてたな。
不倫という行為に対してこんなにも不快感を感じなかったのははじめてだった。
たぶん黒島結菜さんの気持ちを理解できたからだと思う。
不倫であり純情である、歪で真っ直ぐな関係性をお互いが理解し、若さという魔法のような時間を謳歌するために全力で生きていた。きっと彼女は、若さを謳歌できずに結婚したことで心の中に、穴ようなものがあったんだと思う。
とても切なく淡い物語だった。
私はそんな心の穴をできるだけ作らないように、今からこの魔法のような時間を大切に生きていきたい。
社会人になる直前の今この作品を見てよかった。