“怪人”というからどんな風体かと思ったら、丸眼鏡にボサボサの髭をたくわえたおじいちゃんが出てきた。
どことなく大阪名物くいだおれ太郎のようなとぼけた表情のその人物に”怪人”なんて言葉は似合わない。
とにかくまぁ屋敷に現れたその怪人と、怪人退治に呼ばれたスコットランド・ヤードの人(って何)とのドタバタがぶつかり合い、屋敷の人々が引っ掻きまわされ、フラストレーションが高まりきった末に────純粋が故に残酷な事実が浮かび上がってゆく。
今までの3作品と比べてヒヤリ度が桁違い。
そして、謎の生物マクレガーについてもバワーズは何も説明してはくれない。
意味ありげに出てきた割に何か活躍したっけ?笑
当時の人たちの目にはどう映っていたのやら。