AKANE

ボーはおそれているのAKANEのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
5.0
試写会へご招待いただき、ひと足はやく鑑賞してきました。それになんとアリ・アスター監督に直接質問させていただきお話も…😭😭😭私の豪運尽きず!後半でお話しします!本作はR15+指定作品です。公開が決まってから2時間59分という長時間の上映時間でのトイレ問題がとてつもなく心配でしたが難なくクリア。あと、やっぱり試写なので熱心な映画好きの方しか応募、参加していないからかマナーが良。また本作はオープニングから不安MAX。休むことなど許されず不安が募り気が狂いそうなのにふとした悪趣味な笑えるシーンでは糸が切れたようにワッと客席に笑い声。このホラーコメディ、観客の笑い声がスパイスに…なっているな…?肝心の内容はネタバレ厳禁なのでお話ししませんが、過去の長編2作とはまた違うテイストであり、良い意味で2作より最悪です!あと"絶対に2回観なくちゃ分からない"なんですよ…(意味深)そして試写のあとはお待ちかねの愛するアリ・アスターとの初対面&質疑応答タイム…(ここで記者さん達も入ってこられました)監督は爽やかなネイビーのシャツで登場です!あぁ笑顔がキュートで立ち振る舞いがとてもスマート…(実は10分間休憩があり、トイレに行ったときも廊下でお会いできました…壁にスマートに寄りかかっていました)なんか彼、塾の講師や学校の先生っぽく見えません?👓とてもゴア描写の多い不快シーン盛り沢山な映画を生み出す天才監督に見えないんですよね…ギャップが仕事しすぎて残業してる。フォトセッションという時間内に監督を好き勝手に撮っていい時間が設けられ(大感謝)その後すぐに始まった質疑応答では挙手制で4〜5人ほどが当てられ、皆さんすごいハキハキとした口調で質問され、英語で話す方もいたり、口に出すのも躊躇する記事にできなさそうな(記者さん泣かせ)言葉が飛び出したりと、とても有意義な時間で、そうしていると最初は全インタビュー記事を把握してないようなオタクは引っ込んでろ!とかその質問センスねぇーな!って思われるのかもしれないから挙手するのやめよう…だった私が、〇〇が気になるから質問したい!大阪から来たんだぞ?!そもそも手を上げなきゃ始まらないだろ!と謎の勇気と闘志が湧いてきて、終始ニコニコな監督にオタクスマイルを返しながら挙手し続けていると、ま・さ・かの「あの通路後ろ3列目のなにかボードを持たれている方🫵🏻」と司会の方からご指名。あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、当たってしまった〜〜〜〜〜!!!マイクを持ったスタッフさんが近づいてきて、マイクを渡され目を泳がせながら「は、Hi…」と半笑いで監督に向けて気持ち悪く話しかけた矢先、マイクを運んできたスタッフさんから「立ってください!(強めの小声)」と指示され、ジャンプスケアばりに心拍数爆上がり。仕切り直して(気持ち的には仕切り直せない)「Hi!オープニングから最高でした。仕事を休んで大阪からきて本当によかったです。ところで私はあなたの〇〇〇〇がだいすきなのですが、他作品と比べると(ネタバレ)と感じましたが何か意図があったのでしょうか?また(ネタバレ)はなんだったのか知りたいです。だいすきです。」という感じでお伝えしました。実際はこんなにスムーズではなく、端の座席の人まで伝わるぐらいガックガク震え、言葉を詰まらせ、まったく余裕のない情けない姿。他の挙手された方が当てられるべきだったなと自分が喋りながら申し訳なく思うほどでした。なのに、監督は通訳さんから素早く質問内容を汲み取り、答え始めてくれました。本当に間などなかったように感じました。しかもその回答が結構肝心で😭😭😭そもそもまず最初に「大阪からきてくれてありがとう」と😭😭😭ほぼ記憶にないけど本当に有り難く貴重な時間でした。そして、まさかの私が質疑応答ラスト枠でした。。。その後はCMや記事用の動画撮影、写真撮影をしたあと監督は捌けていき、私たちも会場を後にしました。

終了後に出待ちをしてサイン貰ってる方もいたようですが、私は翌日も仕事なので早々に夜行バスへ向かう準備を。

鑑賞から4時間経ったいまも不快と不安から抜けきれていないし、悪い夢をみていた気分。終わり方も受け入れ難いはずなのに、妙な温かい気持ちになってる自分も。今回の試写会で監督がはじめて明かしたという秘密と共にまた劇場で必ずもう1度観ます。『joker』と同じで普通の人であればあるほど理解できず、つまらないという感想になりそうな予感。ホアキン演じるボウをかわいいとおもうひとがたくさんいたらいいな🫶🏻
AKANE

AKANE