くぅー

ボーはおそれているのくぅーのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.9
【my映画館2024 #8 】

フーーーッ、恐れ多き3時間を耐え切りましたが、さて、感想はボウしたものかw

はい、怪死を遂げた母の元へ向かう不安障害的な男の前代未聞の帰省を描いたオデッセイ・スリラー…なんですが、120分以内でも描けるのにかなりの無理やりな遠回りをして、ゴアやグロやエロにと趣向を凝らしまくった悪夢的描写の喜劇を見せつけられましたね。

うん、さすがに『ミッドサマー』があったので身構えたのもあるし、ホラー寄りではないので驚愕の余韻にはならずも…それでも先日の『哀れなるものたち』は可愛いと思えるほど、その毒特さに圧倒されたのは確か。

で、これは愛の゙帰省ならぬ奇省スリラーで、大胆に省みちまっていたのが印象的で…アリ・アスター版ワッサーマン・ショーでもあり、悪趣味三昧に沼りたい方にはオススメしますけどw

そう、今回はオススメ度は…3時間苦しめって意味で(汗)

なお、キャストでは、ホアキン・フェニックス…困り熱演が見事過ぎで、お疲れ様でした。
パティ・ルポーン…登場シーンは少ないながらも流石でした。
さらには、ネイサン・レインにエイミー・ライアンらのサポートも良き。
くぅー

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