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ボーはおそれているのmgのネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

初・劇場でアリアスター作品✨️
ママ、私まできがへんになりそうです←

率直に言うとホアキン・イン・ワンダーランドな3時間だった。少女椿のおじさん版って感じ。何だこの世界、なんだこの時間、これ今、現実?虚構?想像???
画面構成や世界観は大好きだけど、やはり1発で理解するのは無理だった。てか生きているうちにこれを完全に理解するのは無理だろうなって感じの代物だった(笑)
どこかのレビューで「笑いどころもあって、これはコメディーです」みたいなの見かけて、え、アリアスター監督がコメディー!?って変な心持ちで行ってしまったが、なんだよ、コメディーじゃねーじゃん!!嘘じゃん!!!やっぱりなんか変な感じのなんというジャンルに区別したらいいのか分からない類のやつじゃん!!!!ってなりましたwww

ざっくり4部構成で、ボーが気絶すると部が切り替わったんだけれども⋯にしてもなんだこれ。切り替わったとて、次から次へと訳の分からない災難がボーを襲う。ただ実家に帰ってお母さんの葬儀がやりたいだけなのになんでこんなことになってるんや!?え、え、えーーーっっと思ってたらラストあれで本当に⋯みごとに転覆しましたね。(だからボーの公式で、転覆の文字あったんか~と思ってしまった。永遠に壊れるのが先だったね)どう捉えたらいいの?なんのメタファーなの?部分が多すぎるので、調べなきゃ💦

あ、笑いどころ?1つあげるなら、お父さんが露骨すぎて笑った、でかいっすね。男性のメタファーとか言うレベルではない。露骨も露骨よ。や、でもコメディーではない!!!!!

ちょっと辛いことが起きたとしても「ボーよりましか⋯」でしばらく乗り切れそうな程の鬱々しさだった。最高。

(後ほど追記します)
↓↓↓

・ガウンの男=シーヴス???幼いことにもいるし、今もいる⋯この世界は全て妄想?
・船が転覆して水の中へ沈む→またお母さんの腹の中(羊水)に逆戻り?またオープニングに戻る無限ループ???
・ボーの刺され方、キリストと同じ?
・結局のところボーが恐れているのは何?母親?逆に母親の支配がなくなる世界??(なにげに支配から開放されるチャンスを見事に交わしていくボー)
・アリアスター監督、お母様を招待して映画鑑賞させたん???狂っとるやんけ(褒めてる)
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