かくわ

ボーはおそれているのかくわのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.7
これは流石のアリ・アスター

3時間何を見せられるのかと身構えていたけど、白昼夢(悪夢)のような体験だった。母親に会いに行く前夜にトラブルに巻き込まれて、会いに行けなくなることから始まる。ある種無法地帯な街から、“家“や“森“へと舞台が移り変わる。訳がわからないのにしっかり観れてしまうからすごい。

アニメーションは『オオカミの森』のホアキン・コシャーニャ、クリストバル・レオンが担当。映像表現の極地。

前2作と比べてホラー、グロさは抑えめ。怪奇さはマシマシ。

パンフレットは、信頼と安心の大島依提亜さんのデザイン。表紙はボーのパジャマに似せ(紙で布を再現できているのすごい)劇中に登場する小道具(冒頭のメモ書き、広告チラシ写真など)も再現された贅沢な装丁。ヒグチユウコさんのイラストも◎

英語
字幕翻訳:松浦美奈

2024-032-030
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