こっふん

ボーはおそれているのこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

2024年 49本目

・はっきり言うと、意味は分からん。前の2作もまったく理解できなかったので、多分自分には一生かけてもアリ・アスター作品は理解できないと思う。
・意味は分からんけど、時間を無駄にした感じはなく、全然嫌な気はしない。終わった時も、もう3時間経ったのかという感じだった。不思議とまだまだ観たい、まだ世界観に浸ってたかったなと思った。
・もう無理に理解しようとせず、なにも考察せずただただ世界観を楽しむことに集中してたのが良かったのかも。観る前からアリ・アスター監督やしどうせ分からんだろうと諦めて観るぐらいが自分にはちょうどいいと思った。
・最初のボーが住むアパートでの場面が1番イカれてて好き。ボーの部屋に音量を下げろと言い続ける住民、全身タトゥーの男、全裸の連続殺人鬼、ボーの部屋にぞろぞろ集まっていく人々、風呂場で落ちないように頑張っていた男、無抵抗のボーに発砲する警察。意味は分からんけど、とにかく不気味でめっちゃいい。
・結局狂ったトゥルーマン・ショーみたいな話っていう解釈でいいのか?この作品にあれこれ考察できる人ってほんとにすごい。自分ももっと映画体験を重ねて、いつかアリ・アスター作品を理解できればと思う。
・監督が好き勝手やってる映画って感じでも、なんかクセになる魅力がある。意味は分からんけど、不気味で、狂気じみた雰囲気は結構ツボ。
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