ボーはおそれているの寝るのだいじのネタバレレビュー・内容・結末

母に否定され続けた息子が、他責主義の無能になりビクビク怯えて生きていたら、これまでの自分の罪に直面する話。

監督名見ないで鑑賞するので、暗いミッドサマーかよと思っていたら、同じ監督だった。
人間の本性とか汚いずるい部分を、強大な力で思い知らすような作品作りが好きなのかな。

母親が否定し始めたのか、その逆かわからない。何事も見る角度だよねーという感じ。

寝不足で観た私が悪いが、過剰なカメラワークと暗転からの眩しさなどで、かなり酔った。
この尺で自宅で観るのは無理な退屈な話なので、映画館だからこそ観られたなと思った。
伏線回収がしっかりできたり、誰が悪いかはっきりするような、「ミッドサマー」くらいの軽さが、この監督の作品なら私に向いてそう。