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ボーはおそれているのAYAのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
4.2
アリ・アスター × ホアキン・フェニックスの「ボーはおそれている」待ってました。A24のオンラインストアでいつしか購入したパジャマ着て見に行った。
いつも通りよくわからない、あれは?これは?何だったの?いろいろ回収できてない、、、という感じだった。
終盤のシーンや、ボーへ投げかけられる言葉からは、ウクライナやガザで戦争が起きてることを知りつつも何もできずに暮らしている自分たちのことを描かれているように感じて、心苦しくなった。ところどころタイトルに繋がるシーンも。恐怖の正体、怖いもの知らずとは。。
最初から最後まで辛いし、カオスなんだけど、前半は結構面白くて笑った。
この脚本を演じきっていたホアキン・フェニックスの演技力はやっぱり素晴らしいし、細かいところまで作り込まれていて、自分ではちんぷんかんぷんだったこともいろいろな考察を読むといろいろと繋がって観た後も面白いし、どこを切り取っても「ボーはおそれている」ワールド全開だし、やっぱり見応えあって、楽しかった。やっぱり大好き。
こういった訳のわからないストーリーを、斬新な、前例のないような形で一作品として作り上げる(作りきる)ことに感動するし、こういった映画が公開される時代にタイムリーに鑑賞できることが幸せ。
もう一度観たいかもしれない。
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