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ボーはおそれているのdm10foreverのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
4.3
【ピタゴラスイッチ】

ほれほれ~来たよ~。
「A24」×「アリ・アスター」の鉄板コンビネーションって、もう香ばしい匂いしかしないわ(クンクン)。
トリセツにも『混ぜるな!危険!』って書いてあったでしょうが!

しかも、し~か~も!
ホアキンまで混ぜちゃった(笑)
もうカオスな絵しか浮かばない・・・。
ってな感じで、のっけから「クセツヨ映画」の予感しかしないんですが、実際に観てみると、やっぱり「クセツヨ」っていうかクセしかない(笑)

ただ、事前に「ユダヤ」という『メタファーの塊』のようなキーワードを受け取っていたせいか、今回は自分の中でも結構整理はしやすかった、というかポイントポイントでの辻褄は結構ハマった感じはする。
ある意味では「ミッドサマー」の時のような『頭から煙出てません?いや、絶対出てますよね?』っていう感じではなかったかな。

かといって、決して面白くないという事ではなく個人的には結構好き。
「やっぱりアリ・アスターだわ~」っていう小ネタやメタファーの置き方は、観てて楽しくなってくる。

でも・・・これはあえてお勧めはしません。
決して万人受けするタイプの作品ではありませんから。

これは「意味が分かると面白い」っていうタイプの作品だし、意味が分かったところでそのテーマが刺さらなければやっぱり面白くないだろうし…っていうのもあるんだけどね
とりあえず続きはdmの悪い癖が発動してガンガン内容に触れちゃいそうので、続きはフィルターかけて「屋根裏部屋」に隠しておきます。
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