ボーはおそれているのあおのレビュー・感想・評価

ボーの主観で捉えられた不穏すぎる心理世界に迷い込み、出口が見えず何を信じればいいのかわからない不安がつきまとう。主観的に見ればボーに対して様々な理解できない状況が襲い掛かっているが、傍観者視点で見れば滑稽な出来事に見え、視点を変えることで別の解釈が出てきそう。体調を崩して寝込んでしまったときに見るなかなか目覚めることのできない悪夢の中をひたすら訳も分からず進んでいる感覚がひたすら続く。見終わった後は一体自分は先ほどまで何を見ていたのだろうかと呆然としてしまった。