Tactoo

ボーはおそれているのTactooのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
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混沌大混乱。不快、不快、不快、快、快⁈、不快、不快、快、快?⁉︎の始終。
地獄3時間を体感する覚悟で臨んだが、予想外の快が与えられ不安を覚える。何をどう感じるのか脳がパンクした。

到底理解できないものだとは覚悟していたけど、理解させる慈悲も感じさせなくて。唯々ホアキン坊やがいい奴で可哀想で。笑っちゃう。こんな境遇でこそ、jokerにもう変身しちゃってもいいのになんて思っちゃって。(エレベーター似てるショットあったね)

でも、愛には無償なんてものはなく見返りが求められるグロさの主張がきっとあって。でもそれは単なる自過剰な被害妄想で、生まれ育てられるものからの立場だけであるからなのかもしれなくて。家族(特に母親)の特別で異常な繋がりにまたアリ・アスターはひとつパンドラの箱を開けたようで結局愉快な気持ちになった。面白かった。

坊やの長い長い悪夢道中から得られたことを真面目に導き出したい。パンフ完売だったので探しに旅にでも出る。
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