kazマックスグローバーレッド

ボーはおそれているのkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.4
ホアキンの世にも奇妙な里帰りは不条理の連続で「カフカ」的悪夢の世界。最初のアパートのカオスはめっちゃ面白いのに医者夫婦の家から失速して中盤の森のシーンでは4回ぐらい寝落ちした。その後は軽く巻き返して屋根裏でビックリして最後は『未来世紀ブラジル』を思わせる空間でポカーン。3時間も何を見せられてるんだ。「そうだ、悪夢を見せられてるんだ」、そんな感じのアリ・アスター作品。面白い面白くないは置いといて、こういう劇場体験は貴重な経験として大切にしていきたい。