裕次郎

ボーはおそれているの裕次郎のレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
2.7
タイトルはボーなのに、作中呼び名がボウなのがまず違和感。

最初の方は、世にも奇妙な物語みたいで面白い。

森から明らかに失速というか、陳腐な物語性が顔を出し始める。

母親とのこういう(抑圧)関係がいまだに主題たりうるのかと。古臭さを拭えず。

屋根裏のファルスとかあけすけ過ぎるんですよ。ヒッチコックが60年以上前にもっと洗練した技法でやり尽くしてなかったか。

ファルスといえば、前半で普通にちんこ映して、後半のベッドシーンでどうせ結合部は見えやしないお尻にがっつりボカシ入れるのは何なのか。

映倫の基準よく分からないが、最近の外国映画はけっこうちんこもろ見せするような。。

あとエンドクレジットで監督や主演俳優以外のスタッフさんが豆粒フォントで読めないのがどうも。これだけ変てこな作品に付き合い、要求厳しそうな撮影の細部の作り込みに貢献してるわけだから。
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