ジャンル不明のおもちゃ箱映画。たぶんホラーでは無い。コメディでもない。
最初から最後までシーンごとの繋がりがよく分からないまま進んだ。終わったあともよく分からない。
見てるあいだは「なにか楽しいこと起きてくれ〜!」とずっと考えながら見てた。
どのシーンも絶妙な間があって、その辺のセンスや演技力はホアキン・フェニックスならではだなぁと感じた。
3時間あるうちの7割ほどは1人芝居なので、キャスティングもかなり重要だったと思うが、ホアキン・フェニックスの起用は大当たりだったと思う。もはやほかの人は考えられない。
テーマが歪んだ家族愛であったのか、生命の誕生であったのか、わかるようで分からないが、わかったところで、ストーリーラインを理解出来る訳では無い。
でも不思議と飽きずに見られたのがすごい。
音楽のないエンドロールはなかなか新鮮だった。