57

ボーはおそれているの57のレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.8
そうそう入浴シーンでこいつ金玉デカいな思うてたんよ初見/2回目見たら既に苦情メモシーンでトランクス越しに金玉デカくてコワ/コメディとして単純に面白い初見/2回目はシャブ漬け一家のテレビにラスト円形劇場まで映っててコワ/ボーの恐怖を観客は情報量に襲われることで追体験/冒頭カウンセリングからの帰宅シーンで既に映画全体を絵巻物で/ミッサマの時はイラストだったけど今回は実写で/映画全体と言うよりボーの過去トラウマをパンで/ヘレディの時は乱発してた舌鼓は今回1回/岩凸落下シーンはミッサマよりも極少ぎみに/背景に映り込むモブの立ち方姿勢はそのままに/監督のシグネチャーと言ったらそれまでやけどここまで前2作をひっぱる演出ってどうなん/次作どうする気/アリアス印なしの次作に期待/MW所有のボーの自宅で繰り広げられるわちゃわちゃは「イン・ザ・ハイツ」を思い起こさせるNYの陰陽対比もちろんボーは陰/ミュージカルでも始まるんかいというくらいコントロールされたモブ使い/歌い出してもおかしくない/アリアス真骨頂といえばテンドンとイレコ構造とフレンチ感/マライヤループ再生は爆笑/森の劇団挟む事で夢と戯曲と現実と観劇と映画自体の観客と加齢と生と死と何層にもイレコしていく構造カオス喜々/母ワッサーマンが登場するシーンは全体にフレンチのエスプリ効いてて良い感じなのに終盤実家での会話がフランス映画に及ばないちょい稚拙脚本/これってグザヴィエ・ドランにも感じるビジュアル重視の脚本弱め30代監督の手癖なのかしら/それでも実家の母とボーはフランス映画味を出してからの屋根裏巨根モンスター父との遭遇で一気にアメリカB級映画出してくるあたり素晴らしいからの素晴らしい/そうそう帰還兵に処方箋中毒、裁判文化にチンコ大好きエンタメ気質、ユダヤの金持ち親に持つ二世問題/そうそうここはアメリカ常にソウでハイで神経質で大雑把/マライヤは日本じゃオマラ姐さん言われてるんよ〜て誰かアリアスに云うたって〜
57

57