ここで終わってくれたら満足だよってあからさまなチェックポイントが5ヶ所くらいあったのに、なおエンドレスで魘夢へ引き摺りこまれて「もう一回遊べるドン！」が木霊するし、そのたび襟を正しながら辛酸をなめる思いでスクリーンに対峙しなきゃいけない。シンプルに死んだ目になるけどそれ込みでアリ・アスターの術中に嵌まってる感じがしてことさら死ねる
それでも映像としては生理的に好きなシーンばかりで、カオス大通りの大喧騒をもっと見たかったし、客船での童貞恋慕をもっと見たかったし、2次元融合お芝居をもっと見たかったし、チンポコ・スター・ウォーズエピソードV帝国の逆襲をもっと見たかった。いや3時間は長えから見たくねえけど実際。とりあえずとびきりのチンポコが登場したので今年のチンポコ大賞ではあります。
