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ボーはおそれているのjeffk4planのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.0
【◯】
・毒親に育てられた大人になりきれていない中年のライフストーリーを体験できる

毒親に育てられる方が少ないと思うので、良い追体験ができる一作です。
毒親に育てられた私にとっては、見ていると過去がフラッシュバックして辛かったです。
モナの容姿が私の親に似ていた事もあって、後半のシーンは映画館だから見れた状態です。
自宅だったら停止してしまうぐらい、エイミー・ライアンの演技がすごいです。

【×】
・リアルすぎるが故に盛り上がりに欠ける

3時間という上映時間で疲れさせない配慮だとは思いますが、全体的な緩急が緩めです。
様々なインパクトのある出来事は起こるのですが、どれも既視感があったり予測できてしまうシーンでした。

・ボーの無能っぷりに途中からイライラしてくる。
序盤はボーを知っていくパートなので問題ないのですが、中盤から俗に言う「窓際社員」みたいな発言を連発するボーに耐えられなくなってきました。

【まとめ】
学べることが多い作品ですが、私にとってはストレスフルな作品でした。
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