「あなたは私の母乳を飲まなかった!同じ世代の母親達は乳が縮むほど吸い切ったというのに!!」
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冒頭から何が正気で何が異常か。
何を見させられているんだ、という気持ちと同等に物語にグイグイと引き摺り込まれて気が付けばドップリだった。
「受け身である事は罪である」という厳しくもどこか納得のいく言葉を突きつけられた時、彼はどう生きるべきだったのか、果たしてそれは罪なのか、こんな生き地獄(現実と妄想も含め)を味合わされなければいけなかったのか、そして果たして観衆は?自分はどうであろうか、という問答を突きつけられた様だった。
クライマックスのお父さん描写は爆笑でしかなく、とんでもない話はそしてとんでもない終焉を迎える。
面白かった。
小ネタ回収のためにもう一回観たい。