第六天魔王

ボーはおそれているの第六天魔王のネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

(感想でなくカスのようなメモです、、)

冒頭でめちゃくちゃデカい音鳴るから注意ってのだけネタバレ無しで表示したい、、、ムーランルージュばりのクソデカ音だった、、、
あと上映中一生鼻すすってるのやかましすぎる。10分20分に1度かむ方がマシだからね。お大事にね。


ホアキンフェニックスはジョーカーでしかみてないので、出生からカウセのシーンになってまた???!となった 絶対すぐにホアキンフェニックスが心身ともに健康で幸せそうな作品観ようね、、脳の調整をしよう、、

1章の街''最悪''を詰め合わせるのうますぎてさすがこの監督。こんなことがあったら怖い嫌だ、こんなことがあったらどうしよう、、を丁寧に丁寧に集めて再現して同時に1つの空間に集結さておいたよ って監督のあの笑顔が浮かぶ。
それぞれふらふらしていた最悪たちが何故か同調してアパートにわらわら吸い込まれていくシーンの絶望感、とっっても好き。
最悪たちはもしかしたらボーの妄想や幻覚(ある意味救済)なのかと思ったけど全然しっかり刺されてた。

こちらをぢっと見つめ人(んちゅ)、全裸おじさん、ダッシュ人、笑顔なのに何故か不穏人やらいつもの不安セットもあったね。


2章冒頭の轢かれた?!僕は死んだ??、!ってシーンで客席から笑い声が聞こえて、不条理さが不愉快超えて笑いに変わった様子も狂気だな〜と感じた
何となくここでボーは死にたくないし死にたがってるのかなと感じた。
ママに会いたいけど会いたくない感じ。

屋根裏の階段、あれほぼ同じのがうちにもあって意味分からんとこで親近感 海外のお家にもあるんだ〜って
閉める時まあまあ強めにやんないと閉まらないんだよねわかる〜となってた。これから家の中でお手軽にボーを思い出せるね。

4章
私事過ぎるんだけど
ツイのフォから「デカいチ◯コがみれるらしいから感想教えて!」とリプが来て その前情報だけでそこまでワクワクしてるのおもろいな、、でもいざ始まったら報告する義務があるから1章でもこれか?これか?ってなったし結局例のシーンでああーー!!!これか!!!!!!!!確かにデカい!!!ってその子のお陰でより一層楽しめた 謎ミッションくれて本当にありがとう。

ラスト、おいおいこちらを巻き込むなよ&所詮こちらは何も出来ない(作品内の客と同じことしか出来ない)のも後味悪くてすごい 本当に3時間きっちり不安をネジ込んでくる。


宗教的なことは申し訳ないけど殆ど分からなくて、ほんと〜に個人的なメモなんだけど

ママは子に愛情をかけるべきという呪いを自ら課してて こんなに必死に愛したんだからあなたも私を愛すべき!と こういう見返りありき、自分の努力は報われるべき、自分を満たすべきは他人、他人のためにやったのだから自分の行動のツケを払うのは他人だと思ってる人いるけど この人たちの愛情の受け皿は底なしバケツだからボーがいくら頑張ってもママが満たされることは絶対に無いんじゃないかな。そこから自分が納得出来る返し(実際は底なしだからどれも正解じゃない)がないとじゃあ敵だ!(とか要らない)となるのも。パートナーや子どもですら所有物。
相手を精神的に縛ったりコントロールしようにもやっぱりうまくいかない 大体こうやって相手が参ってしまう。成人ボーの自主性や気力の無さ、回避癖は元からああなのでなく、今まで散々ママのために頑張ってきたからこその状態なのかなと感じた。そもそも劇中の2人に愛情的なものが残ってるかも怪しい。ママの首から手を離したのも我に返ったのでなくビビったから、支配されているから、逆らえない(逆らってはいけない)相手だと骨の髄まで刷り込まれてるから。

ミッドサマーより派手さは無いけど、なんやかんや結構好きな作品だった 特に1章のお祭り感。
鑑賞後、謎ミッションの子におすすめ度どれくらいか聞かれて自分は考察ありきで面白かったけど他人には全然勧めれないな、、でもチ◯コ情報嘘じゃないしあれをスクリーンで観ておく価値はあるかもな、、とすごく悩んだヮ