このレビューはネタバレを含みます
「放蕩息子の帰還」モノは数あれど、こんなヘンテコな帰還映画は初めて観た。
あまり芳しくない前評判に3時間の上映時間とハードルが高い。しかし、公開から2週間たっても劇場はほぼ満席。
A24ブランドのすごさを思い知る。
リドリー・スコットの「ナポレオン」とはだいぶ違う印象。同じホアキン作品なのに。。
作品の方は、終始アリ・アスターの上手さを感じるカット割りや抑揚の付け方。
2時間くらいは興味津々で観られるが、やっぱり長さは気になるところ。
テーマ的には母親からの解放だったり、ひたすら苦しめられるのが白人の中年男性だったりで色々と思うところはあるが、そういうのはいいかなと思ってしまう笑
でも、ヘンテコな映画にお客さんが入るっていいね。