このレビューはネタバレを含みます
3時間の悪夢がひたすら続く。何かがおかしいのに「何か」がわからない。全てかもしれないし私だけなのかもしれないし。
屋根裏のモンスターは流石に現実じゃないとわかるけれどその他はわからない。振り切った非現実感のみを判断材料としているのは危ういかも。その人それぞれのラインがあるから鍵とスーツケースが忽然と姿を消すことが非現実ラインだと判断する人だっていてもおかしくない。誰だってママになりうるのだ。
ラストはどういうことだろう。自分の意思で行動しても周りに雁字搦めにされては結末はひとつ