治安の悪い地域に暮らし、さまざまな不安と戦うボーは、父の命日にあわせて久しぶりの帰省を予定していた。しかし、思わぬトラブルが続き乗るはずだった飛行機を逃してしまう。それでもどうにか帰省の手段を探すボーの耳に思わぬニュースが飛び込んでくる…な話。
メッッッッッチャおもしろかったです
現実なのか幻覚なのかわからない映像が好きな人間にはたまらんやつでした
映像、音楽、そして沈黙によって、「不安」が強くのしかかってくるのを感じた
鑑賞後、考察を読み漁ってるけどしっくりくるものに出会えず…
とにかく想像を絶する不遇を受け続けるボーが逃げ惑う3時間。出産のシーンで垣間見える母の人柄、カウンセリングと服薬のシーンでわかるボーの病気/死への恐怖と強迫に近い生真面目さ。そして差し込まれる過去シーンから推察できる母からの愛と圧力、ボーのおそれが形になっていく…
最後の描写は行き着いた先ではなく、きっとずっとボーの中で繰り広げられていたものなんだろうな、という解釈でいます
どれが現実でどれが幻覚だったのか教えてくれ〜〜！！！それぞれのシーンが側から見たらどうだったのかを教えてくれ〜〜〜！！！
あまりに突拍子もなくて笑っちゃったやつもあるけど、序盤のトラブルたちが最後に帰結するのよかったなー！
50何年の人生で、論われるようなことがたかが3〜4個ならすごくね？って少し思った笑
