ボーはおそれているのうのネタバレレビュー・内容・結末

不安障害の人が抱える不安が現実のものになって襲ってくる話。
個々のパートはちゃんと楽しめるしそこまで露悪的な表現がないから見やすかった。
特に前半が不条理ブラックコメディで好み。
ツッコミや合いの手を入れながら複数人で見ると一層楽しめると思う。
ボーが住んでる街の治安が世紀末すぎてもっと見たかった。
なんだよ誕生日の男って。

事故後の家族の家に世話になるパートも面白かった。
戦死した兄の部屋は誰も使ってないのに妹の部屋に寝かされるボー。
ボーも気まずいし妹も可哀想で笑える。
同居してる元軍人も何しでかすか分からない感じがハラハラする。

よく分からない孤児の共同体のパートから途端に眠くなった。
アニメパートも残念ながら朧げ。
『オオカミの家』のスタッフが関わってるって聞いてたから腰入れて見たかったけど無理だった。

終盤の展開の畳み掛けはなんなんだあれ。
もうちょっと尺割いてた方が良かった気がする。
最後のとことか多分誰もが一瞬「トゥルーマン・ショー？」ってなるよね。