17年に及ぶ物語がついに完結!!
ここまでの道のりが絶望だらけで果てしなかった分、希望や祝福に溢れた終幕でとにかく良かった。感動しました。。
思い返せば無印の頃から多勢のキャラクターが登場し、世代交代をしてはいなくなってしまう繰り返しだったけれど、もういないキャラのことも鮮明に印象付けられているって改めて凄いことだと思う。観終わってからもそれぞれのエピソードを思い出せるのは、ドラマパートの描かれ方が良いからこそなんだろうな‥
竜宮島の恒例行事“灯籠流し”、流される名前が増えたのは寂しく、ただしんみりもしすぎてなくて、、
(里奈の「私の灯籠作ってないわよね!」なんてブラックジョークは不謹慎だけど笑った)
生まれ変わった総士を筆頭に、これからは“何かのための犠牲”という概念を乗り越え力強く歩んでいってほしいし、願わなくともちゃんとそうなっていくんだろうなあと思う。
島民にとってはひとつの区切りとも言えるこの行事の後で交わした真矢ちゃんと一騎の会話がもう堪らなく切なくて。でもこうあって欲しいよねって感じでもあって、この2人の関係性が最後までブレないのは個人的に嬉しかった。真矢ちゃんも、あの言葉が聞けただけで充分満足だよね。。。
あとはシリーズ通して手がけたangelaの楽曲。どれもファフナーの世界観を如実に表していて好きなのだけど、BEYONDでは特に12話の中でOP/ED共に複数曲用意されているという大変な熱量。ただ最後の最後にSeparationとShangri-Laに回帰するのもアツくて、ああ劇場の良い音響で聴きたかったなあ‥なんて。
物語はひとまず完結ですが、、、
これからは平和なスピンオフ作品の制作が決定しているようで!しばらくはこれを楽しみに、また島の皆んなに会える日を待っています◎