このレビューはネタバレを含みます
ジョニーの登場シーン。
振り向くだけで心奪われるほど美しかった。
この映画は国籍や性別、分け隔てるものを無にしたいのかな。
前か後ろかが問題でなく、体を合わせて同時に達することが愛だ。滅多に味わえるものでない。
これに気がついたから例えば言うなら人間愛として二人は惹かれ合ったのかなと思った。
クラスは「人生はこの水のように苦い」と言ってたからゲイであることの不寛容など自分の現状に苦しんでいるのだろうか。ゲイなのにジョニーを求める自分がいるからなおさらそう思った。
性別差を無ににした愛を知ったからこその結末なのかな。
ジョニーのラストシーンは最も女性的な瞬間だったと思う。
46年前にこの作品はたしかにヤバいね。
なんとなく興味を持って見ることができてよかった。