すごく良かったから書きたいことは山程あるんだけど…。
観終わったあとに押し寄せてくる佐藤伸治がこの世に居ないという喪失感に支配されて布団の中で泣いてる。
【追記】
一夜明け何となく気持ちがまとまったので書き足します。
自分は2011年のA PEACE OF FUTUREの映像を観てフィッシュマンズの楽曲にやられたクチでリアルタイムでの佐藤伸治を知らない。
自分にとっては心地良さを求めるときにフィッシュマンズを聴くという例えるならゴスペルのような役割は少なからずあると思う。
頭の中で勝手に作り上げた佐藤伸治像。
そこから一歩進んでフィッシュマンズについての書籍から得た少しリアルな佐藤伸治像。
そしてこの映画で更に生身の佐藤伸治を知ることとなり、スクリーンを観ながら佐藤伸治という孤高で努力家の天才が自分の中で大きく息を吹き返した気がした。
約3時間の尺は気軽に足を運ぶには躊躇してしまうかもしれないけれど、その3時間はまるでフィッシュマンズの楽曲を聴いているときと同じようにプカプカと海の中を漂っているような心地良さなので安心して観に行ってほしい。海から帰るときの何とも言えないエモさもおまけでついてくるけど。
